ものづくり部社内研究発表
こんにちは。採用担当座間です。 先月、ものづくり部による社内研究発表が行われました。
ものづくり部の活動は、今後の自社開発に向けた取り組みの 橋掛かりにもなりますので、 単なる発表だではなく、厳正な審査・評価もし改善改良していきます。
●活動テーマ・内容・メンバ構成 まずは、スモールスタートから、IoT製品開発をテーマに取り組んでいます。 1年を通して、前期・後期と製品を2つを作ることも目的としてします。 メンバ構成としては、ソフトウェア、ハードウェアと 組織横断のチーム構成です。メンバの技術経験も10年以上のベテランから 2年以内の若手まで幅広いメンバが所属しています。
今回の発表内容がこちら。
1)チーム名:走るのが得意なフレンズ(ソフト・ハードウェアエンジニアメンバで構成) 発表内容:「歩く」を検出する技術開発 今話題のゲーム仕様において、もっとこうしたら面白いのでは? という発想から作られた技術。 歩く、走るをコントローラをもとにソフトウェアで検出することで、 自分もゲーム主人公になった気分で走ってブロック壊したり、 敵と戦うなどの体験ができるように。 今後はVRの移動コントローラに転用するなど改良予定。
2)チーム名: バルス(ソフトウェアエンジニアメンバで構成) 発表内容:屋内栽培の苗の成長度を自動観測 植物栽培の生産性向上、品質を一定に保つことを目的とした 自宅でできるLEDを使った植物栽培の環境開発し 受光量、植物の成長度合いなどのデータ調査・分析。
3)チーム名:T.N.Revolution(ソフトウェアエンジニアメンバで構成) 発表内容:CUPプロジェクション技術の発明 今話題のバーチャル3D映像をヒントに、単なる立体だけでなく 飛び出す映像が欲しいということから考え出された技術。 コンビニで売っているコーヒーのカップとスマフォを結合することで 出来てしまう立体映像。 (ニコニコ動画にアップロード後、カテゴリ最高58位までいく。)
昨年の活動は、1年目ということもあり、各チームごと自分たちのやりたい、 挑戦してみたいという内容が中心でしたが、今年はこの発表での審査評価を受け 少しずつ、予算、品質、マーケティングなどの観点において検討していきながら 改良改善し研究を続けていきます。
個人的に今回の発表で印象に残ったことは、 「モノづくりは楽しい!」というメンバの想い、 そして、ユニークなチーム名からも分かるようにチームワークの良さが 伝わってきた発表でもありました。 今後の活動がとても楽しみです。
そして今回大賞に選ばれたチームは、「屋内栽培の苗の成長度を自動観測:チームバルス」。 おめでとうございました。チームバルスは引き続き、データ調査・解析を続けていきます。 最後に大賞に選ばれたメンバのコメントをご紹介します。
・河野さん(組込エンジニア) 活動内容を評価いただけたことに対し大変有り難く感じています。 次回もまた頑張ろうという気持ちでモチベーションが一層上がったと思います。
対象が野菜栽培という短期でやり直しのきかない テーマであったため、作業開始当初は失敗時の対処方法ばかり考えすぎてしまい、 予備の部材や製作作業が予想を超え、大変でした。 半面、趣味のマイコンいじりや電子回路製作が実践でき Raspberry PI や光、温湿度センサに触れられ これ以上ない楽しい作業でした。
・田島さん(若手ソフトウェアエンジニア) 自分の興味のあることに取り組んで、このような立派な賞を 頂くことができて嬉しく思います。 自分達で一から計画を立て、モノづくりを行うことが楽しかったです。 実験等で意図した結果が出なかったときは、 簡単にはいかないものだなと難しさも感じました。 この活動に参加し、一人ではなくチームで協力して モノづくりをするときの計画の立て方や進め方を学ぶことができたと思います。
以上、モノづくり社内研究発表でした。