インタビューvol.2 五十嵐さん
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技術者として専門を極めるつもりでしたが、後輩の成長を目撃してマネジメントという視点が増えました
技術基盤推進グループ 2017年入社
サブリーダー 五十嵐さん
新卒で、自分の興味を引く技術キーワードを重視し、グラビティにたどり着きました。懇親会などの参加を通じて、ここならと入社を決意。Java研修を2ヶ月間受けた後、約半年の助走期間を経て開発業務に携わりました。2年間の長期プロジェクトではコピー機の設定アプリを開発しました。多くの課題に直面しましたが、リリース後は高い評価を受けて多くのユーザーに使用されるようになり、フロントエンドの醍醐味を実感しました。最近は、指導した後輩の成長を見て、マネジメントへの新たなキャリアの視点が広がりました。
懇親会で感じたつながり、
グラビティ入社への自然な選択
よろしくお願いいたします!
グラビティへの入社経緯を教えてください。
僕は新卒で、興味ある技術キーワードを重視して企業を探していました。山形出身で、地元にはIT企業が少なく、だから関東に目を向けたんです。AndroidやIoTに興味があったので、求人サイトを見ていると、グラビティのサイトに出会いました。グラビティはUI、Android、AI、IoTなど、自分の好きなキーワードがたくさんあって、すぐに応募しました。
ずばりグラビティを選んだ決め手は何ですか?
懇親会での先輩との共通の趣味の話が大きかったですね!選考過程で色々な人に会い、入社前に関東での懇親会や忘年会に参加し、グラビティの雰囲気を肌で感じました。特に、ある懇親会で、1つ上の先輩と趣味の話でとても盛り上がりました。当時、僕はAPEX系のゲームが好きで、先輩も同じ趣味で、話がはずんで気も緩んでしまいましたね。グラビティは共通の趣味を話せる人がいる会社だと感じ、それが安心感につながり入社を決めました。ちなみに、自分が先輩になったときも、1つ下の後輩とゲームの話で盛り上がりましたよ。今では、その後輩とは趣味仲間です。笑
グラビティのエンジニアは共通の趣味を持つ方が多いですね。趣味が一緒だと雑談も弾みますよね。それでは、配属されてからのお仕事について教えてください。
入社して2ヶ月間は、外部機関でJavaの研修に参加しました。Javaの学習とチーム開発を経験しました。その後の配属では、最初はAndroidアプリの見た目の調整や表示ミスの修正など、比較的シンプルなタスクからスタートしました。8月から10月末は、主に画面の修正業務を行い、11月からはアプリのリリースが近づき、バグ修正などの制御面の業務も増えました。配属されてから半年で、徐々に開発業務も増えていきました。最初は手の届く範囲から始めて、徐々に範囲を広げていきました。1月以降はJavaScript、HTML、CSSを使った開発にも携わり始めました。
半年で開発に携わるようになったんですね。素晴らしい進展です。入社後の研修は実務に役立ちましたか?
はい、特に研修後半で行ったチーム開発の部分が役立ちましたね。チームでプロジェクトを進める上でのコミュニケーションスキルは、現場で実際に必要になりました。研修での経験が実際のプロジェクトで生きています。
初めての業務で不安だったと思いますが、周りからのサポートはどうでしたか?
担当業務を終えるたびにリーダーからフィードバックをもらっていました。障害対応で詰まった時も、先輩が声をかけてくれて、アドバイスをもらえました。最初は質問のタイミングを掴むのが難しかったんですが、業務外のコミュニケーション、例えば飲み会などで先輩たちとの距離が縮まり、気軽に質問や相談ができるようになりました。チームの人たちとの関係が深まることで、業務においても安心して取り組めるようになり、自信を持って進められるようになったんです。
そうですよね。プロジェクトメンバとの関係性も業務を前に進めるためにとても大切ですよね!
画面を通じてユーザーに届ける、
アプリ開発の舞台裏
2年間の長期プロジェクトで、複合機の設定画面アプリを担当しました。ユーザーが操作する部分の設計と開発に携わることができ、自分の考えを形にするチャンスでした。デザインは決まっていましたが、動きについては自分で考案し、実装しました。例えば、操作性向上のためにパスワード入力を別画面にするなど、アイデアを実現する楽しさがありました。
そのプロジェクトで困難な課題に直面したことはありますか?
はい、いろいろありましたよ 苦笑。特にアラビア語の対応は大きな課題でした。アラビア語は文字が左右反転するため、画面が崩れないような対策が必要でした。これを解決するために調査し、解決策を見つけて実装しました。こうした困難な課題に無我夢中で取り組むのは、とても楽しかったです。
フロントエンド開発の楽しさは、その好きな分野だからですか?
そうですね、フロントエンド開発が大好きです。書いたコードがすぐに形になること、障害の原因が直ぐにわかり、修正して結果がすぐ見えることがやりがいです。だから、課題があっても没頭して取り組むことが多いです。このプロジェクトが市場に出て、オフィスなどで使われ始めたとき、エンドユーザーから「見た目が綺麗で操作しやすい」と評価されたことが一番うれしかったです。今でも多くのユーザーに使われているのを見ると、これがフロントエンド開発の醍醐味だとしみじみ実感します。
ユーザーの声をまさに形にできたのですね!
てごたえあるプロジェクトでしたね。
スペシャリストからマネジメントへの道のり
はい、この変化は最近のことです。後輩が成長し、新たなスキルを身につけるのを見て、マネジメントにも興味を持ち始めました。最初は純粋に技術のスペシャリストとしての道を歩みたいと思っていましたが、後輩の指導を通じて、彼らが成長する様子を目の当たりにして、「マネジメントって面白いかも」と思うようになりました。上司の面談でも背中を押され、マネジメントにチャレンジする決心がつきました。
後輩を指導する経験が、マネジメントへのチャレンジにつながったんですね。新たな可能性を広げることは素晴らしいです!でも、マネジメントに踏み出すまでには大変なこともあったと思います。後輩の指導を振り返ると、どのように感じますか?
正直、最初は後輩指導に不安を感じていました。自分はプログラミングに集中したいと思っていたので、指導には前向きではありませんでした。
プログラミングはコードを書けば動くけれど、後輩指導は正確な答えもないし、自分の思い通りになりません。教えることの難しさを実感しましたね。性格や技術スキルのレベルによってどこまで教えるか正解がなく苦労しました。あの時もっとあの後輩に声をかけてあげられたら。と今でも思うこともあります。そういう経験があったから、今は、後輩が対応した業務は必ず自分がチェックすることや、アラートを直ぐだしてね。質問どんどんしてね。と声をかけるようにしています。今では、後輩の業務をチェックし、アドバイスするようにしています。また、自分で考えさせる指導を意識しています。
新しい未経験の若手メンバーが入ってきたら、どのようにサポートしますか?
まずは、既に行っているように、チェックとフィードバックの時間を確保することが重要だと思っています。質問しやすい雰囲気を作り、リモートワークでも「わからないことあったら自分に積極的にチャット打ってね」と積極的に質問するよう伝えています。また、困った時はすぐにアラートを上げるようにサポートしていきたいと思います。
後輩も安心ですね!ありがとうございます。
山形から上京してきた際の心配事はありましたか?
はい、最初は心配もありましたが、グラビティでは社員寮を利用できるので安心して上京できました。交通の便が良く住みやすい場所に物件を選んでもらい、引っ越しや光熱費関連の手続きもサポートしてもらいました。最初は一人暮らしが寂しかったですが、地元の友人とのSkypeや趣味の時間にリフレッシュできました。
チーム活動で磨くリーダーシップ
私たちのチームは4人でモバイルアプリ開発に取り組んでいます。今年は「何を学ぶか?」という話から、私が提案したAndroidアプリ開発にみんな賛同してくれて、勉強会がスタートしました。私はプロジェクトリーダーとして全体を管理し、設計や開発をチームメンバーに任せて、一部の設計も手伝っています。チームメンバーはAndroidアプリ開発未経験なので、私の経験を生かしながら基本から学んでいます。みんなで一緒に開発して、形になっていくのがとても楽しいですし、達成感もありますよ。
目指す先
フロントエンド開発が大好きなので、これからもAndroidや新しい技術言語を含むフロントエンドの領域を極めていきたいですね。現在はサブリーダーとして後輩の指導やプロジェクトの管理を行っており、マネジメントの経験も積んでいきたいと思っています。